2022/10 マインドフルネスに触れてみた

佐々木誠
大阪

Googleがメンタルヘルス・パフォーマンス目的で取り入れているという話で、個人的に気になっていたマインドフルネスに触れてみたので紹介します。 マインドフルネス 触れてみたところ、簡単に言うとマインドフルネスは「深呼吸して、手軽に調子を整えよう」と言うものでした。 しかし、何に対してどう良いのか、なぜマインドフルネスを行うのか最初分かりませんでした。

考えることは疲れる

なぜマインドフルネスが必要になる・有用であるかと言うと「そもそも疲れているから」という事が一つの理由としてあるようです。自分は職業柄考えることも多く自覚が薄かったのですが、考えることは疲れるものだそうです。

考え事や心配事が、頭から離れなかったり、ふと出てきてしまうような経験ありますよね。考えることが続くと、考えることが癖になったり、心配事を思い出すことで記憶が強化・定着しまい、さらに考えてしまうループに入る事があるようです。

ループ

結果、行き過ぎると心身ともに疲労したり、燃料(元気)がなくなっても思考してしまう悪循環となることもあるそうです。

考え事が頭から離れないとき

こののような悪循環に対処する方法がいくつかあるようです。

対処方法1: 積極的な方法

積極的な対処方法として、感情、考え・認識、行動を分けて捉え消化していくそうです。

積極的

具体的な方法として以下のような対処があるようです。

前者はかなりロジカルな対処方法に感じますが、後者のようなやり方も有用なのが興味深かいです。自分も設計やバグ対応で煮詰まった時に、散歩することがあります。

対処方法2: 集中・熱中(マインドフルネス)

ぼーっとしても休まらない時には、逆に集中・熱中している状態も良いそうです。

そして、この集中・熱中している状態(マインドがフル)の状態と、その状態に持っていくことを「マインドフルネス」と言うそうです。

呼吸

どのような方法で集中するかというと「深呼吸して、自分の吸って吐く呼吸に意識を集中させる」だけです。普段、無意識に行っているはずの呼吸ですが、呼吸に意識を向けると人は呼吸に集中し、他のことを考えにくくなるようです。

体育の準備運動でやったラジオ体操の最後の深呼吸は、呼吸にひたっているような感覚が自分にはあり、ここに繋がるのかと思うと面白かったです。

そして、深呼吸すると自律神経が穏やかになり、不安も減るそうです。

人の特性をハックし、手軽に行え、メンタルヘルスが向上するからGoogleが取り入れたのでは?と思うと納得です。

ただ、集中している状態は当然疲れますので、修行のように無理して取り組まない方がいいと思いました。

自分なりのマインドフルネス

それでは具体的なやり方について紹介します。

丁寧に吸って吐こうとすると、不思議と集中していくと思います。 自分は、マインドフルネスをすると頭が空っぽになったような、リラックスしたような、すっきりした感じになります。

リラックス

行う時間は、おすすめする人によってバラバラで15分・30分という人もいますが、せっかちな自分は2〜5分程度します。長いなー、暇だなーと苦痛に感じたりしない範囲でいいと思っています。

朝、昼、夜、寝る前など、好みや時間の作りやすい時で良いと思います。 しかし、騒がしいところや、食後は集中しにくいのでおすすめしません。

1回でリセットされるようなものではなく、ある程度の継続が大事(2ヶ月ぐらい?)なようです。

最後に

個人差はあると思いますが、自分は始めて10回ぐらいから変化を感じるようになりました。今は、疲れた時・仕事に集中したいが、雑念が出てくる時にやっています。

目に見えないもので、ちょっとスピリチュアルな感じもしてしまうので、万人におすすめはできませんが、なんだか疲れたなー・困ったなーという方の参考になればと思います。

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